救命センター

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浜辺祐一著「救命センター部長ファイル」を今読んでいます。この「救命センター」シリーズは海外ドラマ「ER」の大ファンとしては見逃せない内容の本なのです。

東京のとある下町(と書いてある)のある救命救急センターに勤める著者が、日々繰り広げられる患者と医者のやりとりから医療の現場や患者のドラマを丁寧に描いています。いつも夢中で読んでしまう。「ER」のドラマがそのまま現実に起こっているのだから、リアルだし色々と考えさせられる。

このシリーズを読み始めた頃は、精神的に苦しい時だったので特に自殺を試みた人が担ぎこまれる様子は食い入るように読んだ。患者がどんな状態になってしまうのか頭に描いて、思い留めようと自分に課していたように思う。辛い時期だったよなぁ。

今は冷静に読んでいるんだけど、やっぱり究極な状態になった人間のドラマって面白い。心理学者や精神分析者も顔負けになるくらいの人間観察力。ドロドロした感情の中、それでも医者は患者を助けようとするんだから本当に大変だし、命とはと考える。

やたらと簡単に他人を殺めてしまう世の中、この本を読んで人について考えて欲しいな045.gif

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by salaamu | 2008-07-05 09:42 | 読書

進まないシナン本

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オスマントルコ時代の天才建築家のミマール・コジャ・シナンのことを書いた夢枕獏著「シナン」の記事を去年の12月26日にここで書いてから、ちっとも読み進んでいません。何せ上下巻あるし、それぞれ370頁と380頁もある。かなりの量だ。
電車に乗っても勢いつけて「よいしょっ!」と思わないと本を開けない。

上巻はシナンがイェニチェリ軍団に入って戦闘でトンネル掘ったりしているくらいで、具体的に何かの建築をするまでには話がいかない(と思う。だってまだ上巻の270頁までしか読んでいない)。長いのよね、お話が。

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う~ん、こりゃまずい。頭がもしかしたらオスマントルコ時代に移行が出来ないからか?
そこで、どっぷりオスマントルコになってしまおうとさらに分厚い本を手にしてみた。
「イスタンブールの群狼」ジェイソン・グッドウィン著ハヤカワ文庫
オスマントルコ帝国の4人の仕官が次々に惨殺死体で発見。死体が指し示すのは抹殺されたイェニチェリ軍団の残党だった・・・とざっと裏表紙に書かれたストーリーから抜粋しました。

552頁もあるのよねぇ。ちょっと無謀だったかしら?


ま、とりあえず頭の中をオスマントルコにして両方読み進めれば面白さが出てくるかしらん?などと期待をかけてはみるのだが、かなーり無理そうだけど、買ってしまった以上は読むしかないわな027.gif

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by salaamu | 2008-03-28 18:44 | 読書

キターブ=本

前回の記事でファッションなど参考にする絶版かもという本のご紹介。今やネットで何でも調べられるけど、私はそういうのに慣れていない(ってしっかりネット使ってブログやっていますが)ので、未だに頼りにしているのは以前に買ったキターブ=本。本はその時に広げて「あ、こんなことも書いてあったんだ~」と発見が(記憶が欠けているだけか?)再度あって楽しい。だって、忘れていることの方が多いお年頃。
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1991年初版大和出版の「ハルム・アラビアの夢」郡司みさお著。この「ハラム」は何かと辞書で調べたんだけど、無知な私がアラビア語辞典を広げてみたんだが「ハラマ=夢を見る」「フルム=夢」これが精一杯なんですが・・・
だいたい「なるほど・ザ・アラビア」なんての、時代を物語っているよね。でも・・・
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中は彼女のイラスト入りで見ていても楽しい。写真が禁じられたサウジでの生活の中で書いたものみたい。今みたいにブログが無かった分、結構丁寧にイラストと文章で解説してくれていてとても参考になります。こういった90年代に出た本、色々買っていて今広げると、おお!何と素晴らしい本だ、と思うものばかりです。皆必死で何とかアラブ世界を伝えようとしていたのがよーく伝わって来ます。今でも大事な本ばかりです。宝物だ。
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中にはこんな女性ならではの視点のイラストまであります。すごく特徴を捉えていて見ていて、あ そうなんだと思えるから面白い001.gif
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こんなカーペット・スークの紹介も。ちゃんと産地も記しており、キリムもあると。パソコンがはびこっていなかった時代だから、こういうイラストは私には貴重です。パソコンは便利だけど、キターブ=本は残るから私はこういう丹念な取材のもとでのイラストって大事だと思うね。写真と違って、細部にまでの拘りがまた見つけると楽しい043.gif

今やそれがブログで各地に暮らしていらっしゃる方達が世界に向けて発信されています。瞬時にその情報は得られるますが、皆さんそれぞれが見て感じた事を伝えてらっしゃる。見るこちら側は便利に得ていますが、向こう側にいる方達はその時間がかかっている訳です。
丁寧に見ていきたいですね。

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by salaamu | 2008-01-18 23:40 | 読書

建築ラッシュ

ものすごーく興味を惹いた本が出た。横浜駅周辺の本屋を探しまくったんだけど、何故かルミネの有隣堂しかみかけなかった。さっそくGET043.gif
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夢枕獏著「シナン」(中公文庫)-16世紀スレイマン大帝のもとで繁栄を誇るオスマントルコ帝国に、工兵から宮廷建築家へと昇りつめた男がいた・・・。「石の巨人」と呼ばれ史上最大のモスクに挑んだ天才建築家シナンの生涯ーとあります。イスラーム建築及びモスク大好きなワタシとしてはこれは読まないとマズイでしょう。本の表紙もばっちりアラブちっくでもう飛びついちゃいましたよ010.gifただ、まだ「サハラの王子さま」たかのてるこ著が読み終えていないので読めない、と言うか1冊読み終えないと次に進めないのですよワタシって。途中で次の本に行っちゃうと、もう前に戻れなくなるんだな。中途半端に終えたくないもの。我慢してさっさと読んでしまおう。だって、まだ待機している本もあるんだもの。
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深見奈緒子著「イスラーム建築の見かた」(東京堂出版)。これは本格的に解説してくれている本なので、お勉強するにはバッチリ。もっとこういうイスラーム建築について書かれた本があると助かるのになぁ。色々知りたいし、勉強してからモスク等を訪ねたらもっと興味深く考察出来ると思う。ここでの建築のご紹介ももっと詳しくしたいしね。来年も探求していくぞ066.gif

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by salaamu | 2007-12-26 17:41 | 読書

読書でモロッコ

以前にたかのてるこ「モロッコで断食」を感動的に読んだお話をさせて頂きました。まるでドラマか?と思うほどのラストシーンに感動したワタシはその後何を読んでいいのやらと悩んだあげく本棚から選んだのは、あの時も書いていた女優中谷美紀の本をまともや手に取ってしまった。
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タイムリーでしょ?「自虐の詩」のエッセイだもの。そりゃ読みたいわっ。でも、何故だか進まない。ランチで入ったカレー屋でこの本を忘れたような気がして全く出てこなかったくらい。部屋の棚の奥に何故か置かれていたのを発見し、持って帰っていたことにホッとした。知的文章に少々抵抗を感じているようなのですワタシ。インド旅行記は、紀行文だから結構ドラマがあって面白かったんだけど、映画を観ていない状態でこの日記を読んでもリアル感が全く出てこない。う~ん、困った。これ以外の何かを読みたい・・・で手にしたのがコレ
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またしてもたかのてるこだったのだ。「モロッコで断食」はこの「サハラ砂漠の王子さま」の続編だったのです。話が前後したけどモロッコの話だったら何だってOKさっ。ついて行くわよどこまでも。たかのてるこのエッセイはテレビでドラマ化されたりドキュメンタリー?で放送されたりしているようですが、「ガンジス河でバタフライ」が何時だったか放送されたのはチラリと見ましたが、本の中のイメージとあまりにも違ったので無視しました。だから映像での作者は知らないです。何が良いのか・・・真っ直ぐな行動と感情が素直に受け入れられるのですワタシには。本を読みながら一緒に旅が出来るって大切な要因だと思うのね。読んでいても作者と歩けない、又は感情移入出来ない旅本は途中でも私は投げ出します。たかのてるこの行動はどうしてだか引き込まれます。堅苦しくないし・・・読みやすいです。まだモロッコに入っていない段階ですが、すでにその世界に入っております。良い旅が出来るかな?楽しみです。

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by salaamu | 2007-12-04 23:07 | 読書

ヒステリーアワー

色々ね心詰まることがあるのよ。毎日何となく楽しく過ごせている・・・と思っている人は幸いだ、等と聖書が書いてあるようなことは言わないけど、少なくても何かちょっとでも「楽しい」と感じられるor思える人は幸いだとマジで思う。だから、今詰まっていると感じているワタシでも幸せな内に入るのよね確実に。だって、こんな時だって玖保キリコのマンガ読んでシニカルに「クスッ」と笑って過ごせるのだものん。
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自己中でイジワルだった小学生「ツネコ」が結婚し子供までもうけて自己中倍増してますっ、という読者待望のその後のシニカルが展開されてばく進中。分からない人も多いかと思われますが、玖保キリコが描いた80年代「シニカル・ヒステリー・アワー」というマンガがありまして当時は子供だった仲良し(?)達が繰り広げる不条理体感ギャグ満載のマンガ。私が唯一読めるマンガです。

ま、この本読んで気を紛らわせていられるから大丈夫なんだけどね。ふぅーっ、難しいなぁ自分って。不条理体感ギャグって、そりゃ私のことかいって思っちゃうくらい不条理な自分と向き合うほど疲れることは無いよ。今はザ・ダークネスなんちゅうかな~りイカしたロックを聴いて爆発させています。

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by salaamu | 2007-11-08 23:15 | 読書

旅した、気分になるかも

今年読んだ本で我も忘れて夢中になってその中に入り込んで旅したものがあった。私はテレビドラマというものはほとんど見ないし、お笑いも何が可笑しいのかさっぱり理解出来ないところがあって見ない。だから、世の中で話題になっているアイドルやら俳優達にかな~り疎いところがある。だから、この本を見かけた時「やらせか」とか「どうせ・・・」という猜疑心たっぷりの目で眺めていた。がっ、本屋で見かける旅いや度に「でも、悔しいが気になる・・・」とその場を通り過ぎる時に目が釘付けになっているのを否定出来ずに、で・でも・・・という必死の心との戦いについに折れて読んでやる!と叫んで手に取ったものがこれ
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女優中谷美紀がインドを一人旅した紀行文だ。彼女のイメージとしては、とってもクールで感情を顔に表さない人。細いし勝手にツンツンしている人、という感じを受けていた。が・がっ、こんなにガッツある人だとは思わなんだ。しかも、このシリーズ3冊も出ている。インド、トランジットでムンバイにしか寄ってないけど、赤信号で車が止まった時の子供達が駆け寄ってあちこちから手が伸びて来た光景が忘れられない。初めてのカルチャーショックっていうヤツに遭遇。裏路地に入った時、表通りとそんな距離なにのに愕然とした違いにもショックだった。あぁ、ウブだったワタシ。って、その後先制パンチは受けていないがさ。インドはいつか制覇したい国になったのだ。それを、女優さんが一人乗り込んだといのに興味を持ってしまい、読んでいてまるで鞄持ちのような気分で一緒に旅した気分に突入したのだった。

1冊目は、彼女のヨガに付き合わされて、途中もういいよヨガ用語解んないしって投げそうになるのを堪えていくと、もう病みつき状態。トリートメントなんていうのに知らないけど自分もどっぷり浸っている気分になり、移動の車にガタガタ揺られている自分に気付く。い・良いかもこれは・・・と女優であることは忘れてその世界に一気に連れ出された私。もう虜で~す。ついて行きます、で3冊間髪入れずに読み続けました。いやぁ~、良いた旅だったっす。やっぱり女優。だってガイド付きなんだもん。全部の行程にガイドと運転手付きの旅行なんて滅多に出来ないよね、そんな贅沢。でも、彼女の視点が私は気に入った。そんな贅沢の中で感ずることは奥深いもの。自然・人情・思想・・・揺ぎ無い彼女の視点が読む者を優しく包み込むのだ。ま、好き好きだけどさ。女優という枠を超えて、一人の人間としてどう向き合っているのかということです。意外と文章力があったのにも驚きましたわ。

で、次に行く所は・・・これもずっと気になっていた。テレビドラマ化されるそうで、何だか気に入らなくなったけど一度読んでその世界に連れて行ってもらってもいいかなぁ、と。インドはもうお腹一杯だから、モロッコにしました。
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これ、読み始めたばかりですが・・・すでに虜状態。この人知らないけど、一気にその世界に連れて行かれたって感じ。本広げればそこはモロッコ。私も行った事あるから余計に頭に映像が浮かぶし、匂いも漂ってくるのよ。ラマダンは経験したことないし、これで疑似体験さ。もしかしたら、これも我を忘れて旅した気分になれるかもっていうかすでにその領域に入っているみたい。水飲みたい・・・って気分(読めば分かる)。こういうのも楽しいものよ。安上がりだし・・・秋の読書にいかが?

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by salaamu | 2007-10-05 23:14 | 読書