キルギスの留学生

仕事先のとあるデザインの学校の卒展が先日行われました。いろんな科があるのですが、我が科の隣の部屋には「ディスプレイ・デザイン科」の作品が展示されていました。我が科の案内係であったワタシは、始まる前にお隣さんが気になりちょいと見学に入った。

入ってすぐの所にキルギスについて説明したボードが壁にかかっていて、もうそこに釘付けで仁王立ちで読んでいた。ボードの前には透明のアクリルで作られた箱のような作品が置かれている。読みながら何だろうとしていたら、講師の方が「キルギスの留学生なんですよ」と声をかけてくれた。そして、その本人が説明しますという感じで来てくれました。

日本語が非常に滑らかで言われなければ日本人だと思うほど。
「どうして日本語を?」
「<将軍>という映画を観て、ああ こういう国に行きたいなと思いました。でも、現代の日本は映画とは違うと分かってしまうのですが、お父さんがこれからは中国語か日本語を学びなさいと言っていたので日本語を大学で学びました。」

「将軍」1980年作品で、リチャード・チェンバレン、三船敏郎、島田陽子出演の映画。キルギスでもあれは上映されたんだ、とちょっと驚き。あれに感化された外国の人って意外といるようですね、ってワタシは見ていないのですが。

「実は私には子供がいて、夫の仕事の都合で3月末にはベトナムに行きます。ベトナムでディスプレイのデザインをしていきたいと思っています。」
ほう、すごいな。何だか国際的じゃないの。ベトナムで是非日本で学んだことを生かして欲しいな。

彼女の作品は婚礼用の衣装箱。母が娘に渡すのだそうだ。日本では箪笥だよね。アクリルの現代的な衣装箱にはキルギスに伝わる模様のキルトが張られていました。
ウズベクに行ったことがあると言ったら
「ウズベクは砂漠。キルギスは山です。ウズベクはトルコの影響を受けてトルコ的ですけど、キルギスは違いますね。」
目がブラウンの彼女は、確かにウズベクの女性とは違った顔立ちだなと。ウズベクの人の目は青いそうです。そうだったかなぁ?
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ウズベクのバザールの女性達。こういう感じではなかった。
非常に知的な感じを受けた彼女とのお話は、新鮮で驚くばかりでした。だって、キルギスから東京の数あるデザイン学校でここを選んだのもすごいし、子供を育てながらの留学もすごいもの。

自国を出て自由に学んで生きている、素晴らしいし羨ましい出来事でした023.gif

a0108358_191739.gif人気blogランキング←ポチッと応援して下さいね よろしく♪
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by salaamu | 2008-03-19 19:04 | ウズベキスタン